【マッチングアプリ体験談】人生初めてのデート

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【マッチングアプリ体験談】人生初めてのデート

マッチングアプリには様々な出会いがあります。
私も8年間の婚活の中で、マッチングアプリだけでも色々な方と出会ってきました。
素晴らしい女性もいれば、世の中にはこんな人間もいるのかというような女性もいたりと、思い出すだけでも様々な感情が蘇ってきます。
そこで、私が婚活の中で出会ってきた女性のエピソードをシリーズ化して今後話をしていきたいと思います。
今回は私がマッチングアプリで出会ってきた女性の中で、一番最初に実際に会った方の話をしたいと思います。

初めてのマッチングアプリ、そして1人の女性との出会い

十数年前の私が社会人になりたての頃、これまで1人も彼女が出来たことがなかった私は、思い切って婚活を始めてみることにしました。

最初は会社の同僚と行った街コンでした。
正直手応えはあったのですが、婚活と女性に慣れていなかった私は、中々1人で参加する勇気が出ず、1人で婚活がしやすいマッチングアプリの『pairs』に手を出してみることにしました。

当時はマッチングアプリというのも、名前がチラホラ噂で流れてくる程度で、ひと昔前に流行っていた出会い系サイトのイメージが強く半信半疑でした。
やり方も分からない中で始めたマッチングアプリ。
当時は写真やプロフィールの設定もどのようにすべきか研究もしておらず、とてもじゃないですがマッチングできるような状態じゃありませんでした。
そんな中でも試行錯誤しながらとにかく大量のいいねを送りまくりました。

ただ1人とマッチングすることもなく2週間が経ったころ、遂に1人の女性とマッチングしました。

初めてのマッチングはあっさりデートへ

今回マッチングした女性をAさんとしますが、Aさんとはお祭り好きという共通点があり、その話だけでずっと盛り上がっていました。
当時はメッセージの内容も特にが返信しやすい文章とかを意識していた訳ではないので、本当に趣味が合っていたのだと思います。

1週間ほどやり取りが続いた頃に、話が盛り上がっていたこともあり、Aさんを思い切ってランチデートに誘ってみることにしました。
するとAさんはランチよりも、週末にAさん宅の近所で行われる花火大会に一緒に行きたいということでした。 私はお互いにお祭り好きだということとせっかくの女性からの誘いだということで、当然OKの返事をしました。

花火大会ということで駐車場等がないので、私は集合場所を最寄駅でどうかと提案してみたのですが、Aさんは近場のカフェの駐車場が使えるから車で来て欲しいとのこと。 正直、無断駐車にならないかと心配だったのですが、せっかくのAさんからの提案だったので提案を飲むことにしました。

そして、当日。花火大会デートの日を迎えました。

人生初のデートは花火大会デート

当日、私は車の特徴をAさんに伝え、待ち合わせの車でドキドキしながらAさんを待っていました。

すると、1台の車が駐車場にやってきて私の車付近に停車しました。
助手席には浴衣を着た若い女性が乗っており、父親らしい男性が運転していました。
この人達は親子で花火大会に来たのかなと考えていると、女性1人を降ろして車は去って行ってしまいました。
そして女性がこちらに近づいて来たのです。

「まさか…」と思っていると、女性はそのまま私の車の助手席に乗り込んできて、
「写真と同じだからすぐに分かりました」と話しかけてきたのです。
そう、Aさんだったのです。

まだ面識もない初めて会う相手とのデートに浴衣を着て父親同伴でやって来て、ノックもせずに車に乗って来た常識のない女性がAさんだという事実に、私は唖然としてしまいました。
しかし、喋らない訳にもいかないため、挨拶と自己紹介を済ませ、「それじゃ、花火大会の会場に移動しますか」と提案しました。
するとAさんは「人ゴミが嫌いだから車で花火を観たいんですけど、大丈夫ですか」とのこと。
私は、お祭りは現地で屋台の食べ物を買って外で美味しく食べるのが好きなので、楽しみの一つがなくなり、いよいよデートがどうでも良くなってきてしまいました。

しかし、ここでAさんを1人残して帰す訳にもいかないため、とりあえず花火大会の時間は乗り切ることにしました。

突然のカミングアウト

そこからしばらくは雑談をしながら花火を観ていたのですが唐突に、 「私には重い持病があるんです…」 とAさんがカミングアウトをしてきました。

この記事を読んでいる皆さん、唐突すぎてびっくりしたのではないでしょうか。
話の流れを全く無視したカミングアウト話なので、もっと詳しい状況をちゃんと書け!と思われているかもしません。
しかし、本当に何の脈略もない唐突なカミングアウトだったのです。

私は思考が追いつかず、しばらく黙ってしまっていた気がします。
((え、何でこのタイミングで?? ))
((何でそんなことを話す気になったの??))
色々と考えがまとまらない中で、 私は「何という病気なんですか??」 と質問をしました。
すると、「病名はもっと仲良くなってから話しますね。」と言われました。
((いや、そこまで言ったら病名まで言わんかい!!))
と思わず心の中でツッコミを入れてしまいました。


仲良くなってもいないのにマイナスの話をされても受け入れられるはずがありません。 私の中でAさんはもうないなと思った瞬間でした。
その後も花火大会が終わるまで、Aさんと会話はしていましたが、もう何を話したかすら覚えていないくらいどうでも良くなっていました。

Aさんとの永遠の別れ

火大会も終わりさあ帰ろうという時、私はめちゃくちゃお腹が空いていることに気付きました。
お祭りで晩御飯を食べるつもりだったので何も食べていなかったのです。
そこで僕はご飯まではAさんと一緒に食べてから解散にしようかと考え、Aさんに提案しました。
すると、「初対面で晩御飯を一緒に食べるのはちょっと…」と断られてしまいました。

正直Aさんのことはもうどうでも良かったので、ショックも何も受けていませんでした。
「じゃあ解散しますか」 私はこの場で解散することをAさんに提案しました。
するとAさんは、 「家まで車で送って欲しいんですけど、大丈夫ですか?」と聞いてきました。
晩御飯を一緒に食べるのがNGで、家まで車で送ってもらうのはOK。
最後までAさんの貞操感はよく分かりませんでした。

仕方なく、Aさんを家まで送ったところAさんの自宅は豪邸でした。
お嬢様だから常識知らずなのか、単にAさんが常識知らずなのかは分かりませんが、とにかくAさんに翻弄され続けた1日でした。
Aさんから帰り際に 「またすぐに会いたいですね」 と言われましたが、お礼LINEだけ送ってもうそれっきり連絡も取っていません。

初めてのデートは大失敗だが、1つの教訓を得る

始めてのデートは大失敗に終わりました。
というかこのような女性がマッチングアプリにはいるのかと思うと、マッチングアプリを続けるのを迷ったくらいです。

しかし、このデートをしたおかげで1つ教訓を得ることができました。
それは、

『マイナスな情報は仲良くなってから話そう』

ということです。

正直、色々と常識がない所が散見する女性ではありましたが、マッチングが初めてだったこともあり、今後もメッセージのやり取りは続けるつもりでいました。
しかし、病気の話が出た瞬間に、今後はないなと感じてしまったのです。

これが仲良くなった後で、病気の話を聞いた場合は感じ方が違っていたかもしれません。
しかし、初めて出会った相手に『私、病気なんです』と言われて、許容できる訳がありません。

初めてのデートでこの教訓を得たことで、私はマイナスな情報を仲良くなる前に女性に話さなくなりました。

正直婚活で出会う女性は素晴らしい女性ばかりとは言えません。
しかし、その中に素晴らしい女性が紛れているのです。
私はマッチングアプリで数多くの女性と出会った末に、今の妻と出会いました。
皆さんにとっても運命の女性に出会えるチャンスが眠っているかもしれません。

あなたにとっての運命の女性に出会える日のためにも、あなたもマッチングアプリを使ってみませんか??

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